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​穴水産 能登かき 良味(よしみ)牡蠣

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​私の養殖場所は​上流には2本の川が流れ、潮の流れもよく、清浄で栄養豊富の吃水域で育てています。

山に囲まれているため秋には枯れ葉が海底にたまり腐葉土となり海水により良い栄養成分を生み出します。水深も10~20mあるので海底から離れヘドロを食わず、泥臭くないあっさりして何個でも食べられる牡蠣です。

販売は12月中旬から6月下旬までやっております。(その年によって異なります。)

おすすめシーズンは2月下旬から5月中旬です。

​桜が咲くころがもっとも美味しい牡蠣になります。

​作業工程

牡蠣は寒い時期(12月、1月、2月)がシーズンですが、実は(3月、4月、5月)の牡蠣が最も身が入り最も美味しい、オススメの時期です。
焼き牡蠣にしたら、殻より大きい身が登場する事もあります~~!

 

今回は能登かき穴水産良味(よしみ)牡蠣が出来るまでを紹介します。
 

穴水では、6月下旬から7下旬の間のどこかで牡蠣が産卵します。
かきの幼生調査を行い、自分の経験と読みでホタテの原盤に幼生を付着させる事からスタートします。
ここで失敗したら、地種はとれません。​

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まだまだ小さいですが、牡蠣の柄が見えてます。

​一つ一つ柄が違うため、個性にも見えます。

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​種が採取出来たら10月頃から均等にロープにつなぎます。

そして、1年経ち、2年目に水揚げします!!

(4月、5月は1年物もそこそこ大きくなり、身も入るので、水揚げする事もあります。)←これが、能登桜かき、1年生で桜が咲く頃に水揚げするので、その名がつきました。 小粒ですが身がパンパンで柔らかく、2年物にはないうま味があります。

出荷するかはシーズンによってです。

良味牡蠣水揚げ作業(出荷されるまで)​

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この機械を使って水揚げします。 

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牡蠣がバラバラになります

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まだくっついている物もあるので、

バラバラにするのとサイズ別の仕分けを行います。

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1つ1つバラバラにした牡蠣ですが、

付着物がたくさん付いているので、フジツボなどを削り落としていきます。

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​掃除前

​掃除後

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付着物などを綺麗にしたら、良味牡蠣は丸カゴに入れて、1ヶ月から2ヶ月程度海に戻します。

なぜ海に戻すかというと、1度水揚げした事や、先程のフジツボを削る機械が牡蠣に振動を与え、牡蠣が刺激され、更にワンランク上の身入りに成長するからです。
あとは牡蠣の口の部分がかける為、それを修復する目的もあります!

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口の部分のけんが伸びて修復しています。

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そして、出荷時にもう一度陸に上げ、

高圧洗浄機で洗浄します。

​最終検品

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少々見落とす事もありますが、付着物が付いていないか?
泥が付いていないか?
付いていたら、ブラッシングして落とします。

ここまできて、能登穴水産良味(よしみ)牡蠣が出荷されます!!

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​丁寧な仕事を心掛け、手間暇かけて育てています。

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